【2018年WDW家族旅行-9】小さな子供を連れてのWDW旅行 良かった点と悪かった点を振り返る〜ベビーカーレンタルで親も子供も助かった話〜
アメリカのフロリダにあるウォルト・ディズニー・ワールドはとにかく広大ということで体力勝負の面があります。
今回は5歳の娘、3歳の息子を連れて行くという、無茶な計画だったかもしれません。しかし、「どうにかなるだろう」と言う楽観的な気持ちで旅行を決断しました。
結果としてはどうにかなりました(^ ^)親も子供もぞんぶんに楽しめた旅行になりました。
しかし、振り返ってみると現地での判断として良かった点、反省すべき点を振り返りたいと思います。
同じように小さな子供を連れて行こうと考えている方へ少しでも参考になれば幸いです。
2018年ウォルト・ディズニー・ワールドへの家族旅行 概要
- 家族4人(私、妻、娘5才、息子3才)での初めてのWDW旅行
- 私と妻は2011年の新婚旅行以来2回目のWDW
- 日程 4/末からGWの休みを利用した7泊9日
- 旅行先はWDW内の4パークのみ
- フライト往路 名古屋セントレア→成田→サンフランシスコ→オーランド
- フライト復路 オーランド→ワシントンD.C→成田→名古屋セントレア
- ちなみに子供たちは国内線・国際線含めて初飛行機
- 航空券 陸マイラー活動で貯めたマイルをANA SKY コインに換えて購入(家族4人分で約42万円)
- ディズニー・ポリネシアン・ヴィラ & バンガローで4泊
- ディズニー・アニマルキングダム・ヴィラ – キダニ・ビレッジで3泊
時差ボケを甘く見すぎた(反省点)
日本とフロリダの時差は13時間(夏時間)あります。最初の難関はやはり時差ボケです。
時差ボケに苦しんだ前半戦
新婚旅行で行った時は時差ボケをあまり感じませんでした。現地時間の夕方に到着した後に、翌日まで夫婦二人で爆睡したのが功をそうしたのかもしれません。
そういうこともあって、時差ボケ対策を何も考えていませんでした。結果、時差ボケが影響し滞在1、2日目の子供(特にうえの娘)が大荒れでした(^_^;)
どれぐらい荒れていたかと言うと、2日目マジックキングダムのビビディ・バビディ・ブティックでティンカーベルになったのに、「ティンカーベルとグリーティングしない」と駄々をこねて、結局会わずに帰ってきたぐらい荒れていました(T_T)
時差ボケを甘くみた計画、この点が今回の旅行の最大の失敗でした。。。
子供の体内時計が調整されない?
「寝りゃーなんとなかなる」って思っていました。
詳しく調べていませんが、時差ボケ解消の手段も似たようなものなんじゃないでしょうか。(奥さんは時差ボケ対策を事前に調べていたようで、寝るのが大事らしいと言っていました)
でも、子供が思ったように寝れてくれません。(親も思ったように寝れなかったですが)
よくよく考えれば、仕方がないことです。
日本時間ベースでフライトから滞在初日までの行動を整理した結果です。上段(朱色の線)が旅行の行動、下段(緑色の線)が普段の生活です。
初日睡眠時間は3時間、2日目も6時間
時差のため完全に半日ずれている状態です。
子供たちは初めての飛行機の興奮と、目の前のビデオに夢中で機内ではほとんど寝れていませんでした。そのため、体は疲れているはずなのです。
しかし、ホテル到着後、片づけてすぐに寝かしつけましたが、3時間しか寝れずに目が覚めてしまいました。(子供たちはそれでも、なぜかめちゃくちゃ元気です。)
2日目はEPCOTへ朝一から遊びに行き、夕方には戻ってきました。夜は普段と変わらない時間に寝たのですが、翌日も早朝に起きてしまい睡眠時間は6時間程度でした。
結局、生活のリズムが普段正確すぎるせいだと思うのですが、子供たちを寝かせたくても起きてしまうんです。
狂った針を戻せた息子、戻せなかった娘
下の息子の方は、グズグズするときはありましたが、普段通りの範疇で比較的早くからアメリカ時間に適応した感じでした。反対に上の娘が、アメリカ時間に適応するまで結局3日目ぐらいかかりました。特に2日目のマジックキングダムではグズグズとニコニコが繰り返えされて、大変でした。今回のWDWはもう終わりだと思ってしまうぐらい、ひどい状況でした(^^;)
冷静に考えれば、仕方がないことなんですよね。時差あり、気候も日本より暑い、言語も違う、いろいろなストレスがあって子供も苦しい部分があって当たり前です。
娘には少し当たってしまったことを、私は深く反省しております。
では、早めに慣れた息子と、時間のかかった娘を分けたのはなんだったのか、少し考えてみました。
睡眠時間を昼寝・朝寝で補完して体力回復
滞在1日目、早くから起きてしまったので計画を変更して朝一からEPCOTにインしました。早めにホテルに戻った後、下の息子は3~4時間ぐらい昼寝をしたのですが、上の娘はほとんど昼寝をせずに遊んでいました。
今思うと、ここで休ませなかったことが、上の娘の体内時計を狂わせたままにしてしまったのかもしれません。
夜の睡眠があまりとれないことを前提として、強制的にでも昼寝・朝寝をさせて体力を回復させてやることで、アメリカ時間に体を慣らせる。これが必要だったのかもしれません。
最終的には滞在3日目の午前中に、娘には強制的に朝寝をさせました。これが効いたと思うのですが、娘はようやく復活しました。
ここからようやく、家族全員でWDWも満喫できるようになりました(^^)/
体力を消耗しないようにベビーカーレンタルを活用
時差ボケ解消に朝寝・昼寝をさせるのは体力を回復させるためですが、体力を消耗させないことも重要です。そのために小さい子がいる場合は、ベビーカーレンタルを活用することをお勧めします。
奥様の提案で試しにレンタル
我が家がベビーカーをレンタルすることになったきっかけは、2日目のマジックキングダムで奥様から「ベビーカーにのせてあげたら」と言われたことでした。
1日目のEPCOTで同じ形のベビーカーをよく目にしていて、レンタル品なんじゃないかと見ていたようです。しかし、「自分の足で歩け」というスパルタ的な考えで却下しました(^^;)
ただ、冷静になって考え直しました。
WDWはどこのパークも、とにかく広い!大人でも疲れるのですから、時差ボケも重なっている子供たちには余計につらいはずです。
よく観察していると、アメリカでは結構大きい子(あきらかに小学校低学年ぐらい)でも乗せているのをみかけます。
我が家の状況としては、娘がグズグズ状態。体力温存をさせてあげるのも必要ではないかということで、試しに1回レンタルすることにしました。
結果的にはこの判断は良い方向につながりました。
3才と5才でベビーカー?
少し話はそれますが、5才でベビーカーってありでしょうか?個人的には3才でも、しっかり歩けるようなら、すでに卒業しているイメージです。
以下は東京ディズニーリゾートのベビーカーレンタルの詳細です。
利用対象には「身長100cn、体重15kgまで」と書かれています。この利用対象は、何才ぐらいか調べてみました。
参考:https://www.suku-noppo.jp/data/average_height_boy.html
上記のデータで言うと、東京ディズニーリゾートのベビーカーの利用対象は3~3.5才ぐらいになります。
日本のイメージとしては、3才ましてや5才でベビーカーを使うなんて全く想像していなかったので、ベビーカーをレンタルするなんて検討は全く頭にありませんでした。
アメリカではSTROLLER(ストローラー)
アメリカではベビーカーではなく、ストローラーと呼ばれるようです。
以下はWDWでのストローラーレンタルの内容です。詳細についてはWDWのホームページで確認できます。
ストローラーは4つのパーク+ディズニー・スプリングスでレンタルすることができます。どこのストローラーも同じ形のものです。
特徴としては、「Single Stroller(シングルストローラー)」と「Double Stroller(ダブルストローラー)」があることです。
うちは子供が二人いますので、ダブルストローラーを選びました。サイズ感分かりにくいかもしれませんが、参考までに写真を載せておきます。
3才の息子ですが、この後1週間後には4才になります。身長は100cmです。
これに二人乗せていました。子供は「狭い~」とか文句言ってましたが(笑)、親から見るとそんなに窮屈という感じはなかったです。前のスペースがありますので、これに3人乗りしている家族を何度も見かけました(^^;)
椅子の部分がプラスチックで通気性も余りいい作りとは言えないので、子供たちの背中に汗がたまっていたのが気になった点です。WDWはカラッとしているとは言え、日中はかなり暑いのでタオル一枚ひいてあげればよかったと、今になって思います。
日よけの部分がパークによって違う
分かりにくいですが、右の写真に裏側の荷物入れがどのようになっているか説明をいれておきました。
ドリンクホルダー2か所、荷物入れ2か所
ドリンクホルダーが2か所あります。それとは別にかごの部分が2か所あります。サイズとしては500mlのペットボトル2本を余裕でいれれるぐらいです。
名札入れ
東京ディズニーリゾートでベビーカーをレンタルされたことがある方なら分かると思いますが、こちらでも名札が渡され、名前を書いて名札入れの部分にいれておくタイプです。
日よけ部分
写真の通り湾曲していますし、あまり長くないので日よけの効果は低いです。日差しが下がってくると、ほとんど意味をなさないです。タオルを一枚垂らして、「のれん」のようにしてあげると、多少ましになります。
細かいことですが、日よけの部分はパークによって違っていました。特に、アニマルキングダムの柄は印象的だったので残っていました。
レンタル詳細
①対象
シングルで50ポンド=約22kgまで、ダブルで100ポンド=約45kgまで乗っていいとなっています。
先ほどの成長曲線で言えば、日本人の場合22kgは7才ぐらいです。ダブルだと合わせて45kgまでなので、うちの場合だと下の子が小学校に入ってもいけるぐらいでしょうか。
②料金(2日以上の場合はMulti-Dayを利用する)
気になる料金については図の通りです。ここでは2つの注意する点を記載しておきます。
2日以上使う場合はMulti-Dayであることを伝える
レンタルする時にお店の人から聞かれる内容は、最初に「Single or Double」、次に「1day?(もしくは何日?)」です。
私は最初何も知らずにレンタルしに行ったので、1日分のみでレンタルしました。その後、ネットでいろいろ調べてMulti-Dayを知り、翌日レンタルする時に残りの4日分をレンタルしました。
1日でもMulti-Dayでも料金を支払うと、「Rental Pass」というチケットがもらえます。Multi-Dayの場合は日数分のチケットがもらえます。
購入した時のレシートがホッチキスで止められています。購入したことの証明になりますので、このまま保管しておいた方がいいでしょう。
Rental Passがあれば利用日はどこでも使える
東京ディズニーリゾートでベビーカーをレンタルしたことがある人は、同じシステムと言えば分かると思います。
Rental Passはストローラーと交換ではなく、レンタルする時に日付印が押されて返却されます。日付印の押されたRental Passを持っていれば、パークに再入場した時もお金を払うことなくストローラーを再レンタルできます。
また、別のパークに移動しても日付印の押されているRental Passを見せれば借りることができます。
③ディズニー・スプリングスでレンタルする場合の注意点
ディズニー・スプリングスでレンタルする場合のみ、100ドルのデポジット(保証金)が必要になります。パークはゲートがあるので持ち出せませんが、ディズニー・スプリングスは持ち出そうと思えばできるからでしょうか。
借りる時に店員さんが説明してくれます。英語でよく分からないですが、「100ドル」というキーワードが出てきたら「デポジットのことだな」と思って「Yes」と言っておけば大丈夫です(^^;)
私はマジックバンドを使っていましたので、借りる時と返却する時に読み取るだけでOKです。クレジットカードも渡せば処理してくれると思います。
④各パークのレンタル場所
パークは全てゲート(入口)を通った後にあります。
東京ディズニーリゾートの場合、パークのオープン前にゲート前でベビーカーが並べられている場所がありますが、WDWは私が見たところ外にはありませんでした。
各パークの場所はホームページでも確認できますが、少し説明を加えて絵を載せておきます。
Magic Kingdom Park(マジック・キングダム)
レンタル場所は駅舎の中です。入ればすぐ分かると思いますが、何も知らずに行くと場所が分からず探すことになるので気を付けてください。
Epcot(エプコット)
Epcotは入口が2か所あるため、レンタル場所も2か所あります。私はWorld Showcase側の入り口は使ったことがないため、Future World側のみのご紹介です。
地図上だとお店の位置が分かりにくいので、外観も載せておきます。
Disney’s Hollywood Studios(ディズニー・ハリウッド・スタジオ)
こちらはパークにはいって開けているため、レンタル場所も分かりやすいです。進行方向で右側にお店があります。
Disney’s Animal Kingdom Theme Park(ディズニー・アニマルキングダム)
こちらも分かりやすいです。入口から入って進行方向の右側のお店です。
注意点として、Extra Magic Hours(エクストラ・マジックアワー)で開園が早い場合、お店がある右側の道に一般客の列ができています。すごい人がいますので、注意してください。※エクストラ・マジックアワーの時は一般客はゲートで止められると思っていたら、中まで入れることを知りました(^^;)
Disney Springs(ディズニー・スプリングス)
ディズニー・スプリングスのレンタル場所は地図上ではバス停降りて目の前なのですが、バス停自体が広いので注意してください。位置さえ頭に入れておけば、たどり着けると思います。
店の外観を載せておきますが、オシャレすぎてベビーカーをレンタルするようなお店には見えません。
私は馬車役、でも子供が寝ると買い物に集中できる
2日の昼すぎにベビーカーをレンタルし、以降は毎日ベビーカーに子供を乗せていました。WDW旅行も中盤を過ぎると、ベビーカーが当たり前化した子供たちから「お父さん、押して~」と言われ、完全に馬車役でした(T_T)
ベビーカーに乗せるようになってからは、子供たちも体力温存できるようになったためか、ぐずることも少なくなりました。それだけで、親としてはかなり楽になります。
また、眠くなれば勝手に寝てくれます。寝てくれると、ゆっくり買い物が楽しめるのが、親としては一番メリットが大きかったです。
まとめ
- 時差ボケ対策として、朝寝・昼寝で子供の体力回復
- ベビーカーを活用してパーク内での子供の体力温存
今回、小さな子供を連れてWDWへ旅行に行って学習した内容です。
行かないと分からないことはたくさんあります。今回は良かった点・悪かった点の両方含めていろいろ学ぶことができました。
小さい子供を連れてWDWへ行くときは、子供をうまくコントロールして、楽しい旅行にしてください。
(終わり)
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