【SFC修行2018-14】ラストSINタッチでプラチナ達成へ!アップグレードして初めてのビジネスクラス。カーテンの向こう側は別世界だった。

陸マイラーを初めて1年半。とうとう私もビジネスクラスを体験しました。これ、奥様にも内緒にしていたのですが、このブログを公開したらバレちゃう(^^;)

やはりビジネスクラスは格が違いました。プレミアムエコノミーですら霞んでしまう存在感でした。

本格修行開始!初SINタッチ トピックス一覧

  • 福岡便が欠航!(公開中)
  • またもや台風の影響!?機内で1時間待機(公開中)
  • カーテンの向こう側・・・

前回までの修行記録についても、読んでみてください。

SFC修行3回目の行程表

1日目

  • 5:30 最寄り駅から出発
  • 6:10 神宮前から「ミュースカイ」でセントレアへ
  • 07:25 ANA1129便 セントレア→ 09:40 沖縄着
  • 11:45 NH2158便 沖縄→ 14:30 成田着
  • 18:05 NH801 成田→00:15 シンガポール着
  • 入国しないでチャンギ空港内で滞在

2日目

  • 06:10 NH802 シンガポール→14:20 成田着
  • 17:05 ANA337 成田→18:15 セントレア着

カーテンの向こう側へ

私がSFC修行に選んだ路線、成田ーシンガポール間のフライトはプレミアムエコノミーを利用します。座席は指定可能なので、足元が広い最前列を指定します。

プレミアムエコノミーの前方は、ビジネスクラスになっています。離陸後、シートベルトのサインが消えると、CAさん達はドリンクや食事の提供をするため、慌ただしく準備を始めます。その時、私が座るプレミアムエコノミーのゾーンと、ビジネスクラスのゾーンはカーテンで仕切られます

わざわざ隠すようにカーテンで仕切る理由はなんでしょうか?見られては困ることが、この中では行われているのでしょうか?

「これより先はビジネスクラスです」と書かれていますが、「入ってはいけない」と書かれているわけではありません。しかし、入れる雰囲気でもありません。

私が最初にプレミアムエコノミーに乗ったのは、修行1回目です。その時から、この仕切られたカーテンの向こう側にはいったい何があるのか、とても気になるようになりました。

ビジネスクラスへアップグレード

私は「SFC修行をやる」と決めた時に、3回分のフライトを全て予約しました。その時から気にはなっていたのが、「アップグレード申し込み」です。

予約内容の確認の右下に申し込みリンクが貼られています。

アップグレード」とは、その名の通り座席クラスをアップグレードにすることです。マイルを利用して、エコノミークラスからビジネスクラス、ビジネスクラスからファーストクラスへ座席クラスをアップグレードすることができます。

アップグレードについて

アップグレードをするうえで、知っておいた方がいい内容は二つあります。

  1. 必要マイル数
  2. 対象予約クラス

アップグレードに必要なマイル数は「区間基本マイレージ」により決まります。

区間基本マイレージ」についてはこちらをご確認ください。

注意していただきたいのですが、上記の必要マイル数は「1区間(片道)あたりの必要マイル数」になります。往路と復路の両方アップグレードする場合には、必要マイル数は倍になります。

シンガポールの「区間基本マイレージ」は3,312マイルです。そのため、アップグレードに必要なマイル数は片道18,000マイルとなります。

次に、「対象予約クラス」についてです。どの座席クラスでも「アップグレード」が申し込めるわけではありません。

SFC修行で利用するプレミアムエコノミーの予約クラスは「E」になるので、対象になります。なお、対象でない場合は、「アップグレード申し込み」のボタンを押しても、その先には進めません。

18,000マイルの価値

18,000マイルを払ってアップグレードする価値があるかどうかは、人それぞれだと思います。参考までにそれぞれの航空券を購入した場合の費用を示します。

  • ビジネスクラス往復250,000円
  • プレミアムエコノミー往復170,000円

差額を片道分で計算すると40,000円です。この差額分を18,000マイルで支払えると考えれば、お得ではないでしょうか。

SFC修行では普通に搭乗券を購入することになるので、フライトマイルがもらえます。1回あたり8,000〜9,000マイル獲得できるため、3回のSINタッチでアップグレード分のマイルは獲得できてしまいます。

今回は、修行で獲得できるマイルを原資として、アップグレードをすることにします。

往路と復路のどちらをアップグレードするか

往復分のアップグレードは贅沢なので、今回は片道のみとします。往路と復路のどちらを選ぶか悩むところですが、私のオススメはシンガポールから成田の復路便です。

復路をビジネスクラスにすると、シンガポールで利用できるラウンジが変わります。プレミアムエコノミーでは「SATS プレミアムラウンジ」でしたが、ビジネスクラスでは「シルバークリスラウンジ」となります。このラウンジはビジネスクラス以上しか利用できません!

一方で、往路をビジネスクラスにしても利用できるのはANA LOUNGEで、プレミアムエコノミーを選んだ時と変わりません。

ブロンズステイタスのおかげでアップグレード完了!?

1回目の修行を終えて7/8に、アップグレードを申し込みました。申し込んだとしても、必ずアップグレードしてくれるわけではなく、空きがないとアップグレードしてくれません。

特に返信がくることもなく、2回目の修行を終え、ブロンズステイタスになった直後の8/1に「アップグレード申し込み完了」の連絡がANAから届きました。

ブロンズ事前特典に特に書かれてはいなかったのですが、優先的にアップグレードしてもらえる特典があったのかなって思っています。

何はともあれ、修行3回目の仕込みは完了です( ̄∀ ̄)

シルバークリスラウンジで優雅な夜

成田からの出発時、雷雲の影響で離陸することができず、飛行機の中で1時間待たされることになりました。そのため、到着は現地時間でAM1時を回っていました。早速、ラウンジに向かいシャワーを浴びて1日の疲れをとりたいと思います。

シルバークリスラウンジ へGo!

ラウンジはレベル3(3回)にあります。それぞれのターミナルにいくつものラウンジがあります。

この分かれ道、右に行くとプレミアムエコノミーで利用できる「SATS Premier Lounge」ですが、今回はまっすぐ進んで「SilverKris Lounge」へ向かいます。

入り口から少し高級な雰囲気を漂わせていますね。成田のANA LOUNGEと同じようにビジネスクラスは左側、ファーストクラスは右側とエリアが分けられているようです。

搭乗券は成田で事前発券済み

ラウンジへ入る時に、搭乗券(ボーディングパス)を見せる必要があります。来た時の搭乗券ではなく、シンガポールから成田へ帰る便の搭乗券です。

SFC修行2回目の記事でも紹介しましたが、帰国便の搭乗券は成田で事前発券が可能です。

今回はグランドスタッフの方が若手の方だったせいか、「シンガポールからの搭乗券ですよね?失礼ですが、今からシンガポールへ行かれて・・・」みたいな感じで、少し不思議に思われていたようです。

しかし、私はまったく動じず( ̄∀ ̄)

「C」の文字がはいった搭乗券です。左下には「SILVER KRIS」と書かれています。

事前に発券しておけば、特に係の人とやりとりする必要もなく、スムーズに入室できます。やはり、成田で帰国便の事前発券は「入国しないSINタッチ」をする場合には、かなりおすすめですね。

やはり別格な感じのラウンジ

私はSFC修行でシンガポールに3回きましたが、毎回違うラウンジを利用しました。

1回目はプレミアムエコノミーで利用できる「SATS Premier Lounge」、2回目はプライオリティ・パスで利用可能な「Plaza Premium Lounge」で一晩過ごしました。今回の「シルバークリスラウンジ」は二つに比べて、別格な感じですね。

落ち着いた雰囲気で、スペースもかなり広いです。

ソファーもふかふかで、豪華な感じです。

食事のスペースも清潔感があり、非常にきれいです。カウンター席もあり、好きなように利用できます。

残念ながら2時前ぐらいで食事の提供は一旦ストップされてしまうようで、入室後すぐに終わってしまいました。しかし、食事の種類は過去2つのラウンジよりも豊富で、おいしそうでした。(機内食食べ過ぎて、とても食べれる状況ではなかったです)

ドリンクメニューも豊富でした。アルコール類はビールだけではなく、ワインや洋酒もそろっています。私はシンガポールのタイガービールがお気に入りなので、今回もいただきました。缶での提供ではなく、ビールサーバーがありました( ̄∀ ̄)

コーヒーや紅茶も提供されています。シンガポールで有名なTWGというメーカーの紅茶をいただくことができます。

ジャスミンティーを1杯いただきましたが、紅茶の葉っぱが入っている包みがすでに違っていました。香りが良くて、人気があるのが分かる気がします。

シャワー室はもちろんキレイ

ラウンジに来る目的のひとつはシャワーです。1回目のSATSラウンジのシャワールームがあまりにも想定外に汚かったこともあり、警戒心が高いです。しかし、さすがビジネスクラス専用のラウンジだけあって、掃除が行き届いていました。

広さは分かりにくいかもしれませんが、普通にホテルの一室のようなシャワールームです。

シャワールームと洗面台は当然分かれていて、どちらも広いスペースが確保されていますので着替えも楽です。もちろん、歯ブラシなどのアメニティグッズは一通り揃っています。

私的にグッドポイントだったのが、荷物を置く台があったところです。ホテルによくあるやつです。

カバンを置く場所があると、着替えや片付けが楽でいいですね。

ここのラウンジに限った話ではありませんが、水の勢いは少し弱めでした。これは他の二つもそうだったのですが、シンガポールのシャワーの特徴なのでしょうか??

ちなみに、このラウンジはトイレにある手洗い場所もキレイで使いやすいです。

アメニティグッズも自由に使えます。私は一式持って来ていましたが、基本的に手ぶらでも困ることはなさそうです。

とにかく掃除が行き届いていて、どこもキレイです。こういうところも含めて、シルバークリスラウンジ は別格な感じですね。

いよいよカーテンの向こう側の世界へ

最後の夜を、優雅なラウンジで過ごし、帰りはいよいよビジネスクラスです。

搭乗するときは外が真っ暗ということもあり全く見ていなかったのですが、実は帰りの飛行機は「STAR WARS」でした。

R2-D2 ANA JETです。なんか搭乗した時から、飛行機の中のライティングがいつもと違っていたんですよね。

初めてのビジネスクラスの搭乗が、STAR WARSなんて出来過ぎです。

装備が違う!ビジネスクラス

もはや、エコノミークラスとの格差を感じすぎるシートと空間です。

スタガードシート配列と言い、どこの席からでも直接通路に出られるようになっています。かなりプライベートな空間になっています。サイドテーブルの存在感がすごいですよね(^^;)

モニタサイズは18インチ。しかも、これだけではなく、ヘッドホンも少し豪華な仕様。

電源や携帯充電用に使えるUSBポートなど、サイドテーブルの上側に配備されています。パーソナルライトも手元で操作できます。

とにかくシートと空間の広さは、見て感じる印象よりもすごくて、座って初めて分かる感覚です。

食事が違う!ビジネスクラス

まずはウェルカムドリンク!なんですが、わざわざテーブルクロスをひいてくれます。おもてなし度が違いますね(^^;)

まよわずシャンパン頂きました。

シンガポールを朝に出発なので、機内では朝食をいただくことができます。機内食は和食と洋食から選ぶことができます。ちなみに、私が搭乗した時のメニューは以下の通りです。

和食

・前 菜

胡麻豆腐 穴子八幡巻き 鶏松風 磯辺玉子焼き

・主 菜

蒸し鶏と梅肉のお粥

味噌汁、香の物

・フルーツ

洋食

・メインディッシュ

モッツァレラチーズ、ポークハム、

マッシュルームのオムレツ オニオンのキャラメリゼ添え

・ブレッド

クロワッサン 柚子ブレッド

・フルーツ ヨーグルト

私が選んだのは洋食です。

朝から豪華すぎるでしょう・・・。ホテルの朝食ですよね、これは。

朝食とは別に好きな時に注文できるメニューもあるのですが、こちらがまた豪華。

アミューズ

・ 枝豆

・ ガーリック風味のオリーブ

・ ゴーダチーズとドライアプリコット ・クルミ アーモンドとレーズン

軽いお食事

・洋梨とペコリーノのファゴッティーニ チーズフォンデュとともに

・ 小丼(鶏もも肉梅肉揚げのチリソース掛け)

・ベジタブルカレー

スープ

茅乃舎 野菜だしスープ

麺 類

・一風堂ラーメン 空の上のトンコツ「そらとん」

・かき揚げうどん

おつまみ

・フライドパスタスナック トマト味

・ ミックスナッツ

・ あ ら れ ( ベ ジ タ リ ア ン・ハ ラ ー ル 認 証 済 )

お昼になったところで注文したのが一風堂のラーメンと小丼です。ラーメンが美味しいのはもちろんですが、小丼が本格的すぎてビックリ(^^;)野菜が存在感あるんですよね。これって裏で調理してるんですかね?

コーヒーのお供にだしてくれるチョコレートも、どこかの高級ブランドのチョコレートらしく、美味し過ぎておかわりしちゃいました。

気持ち的には上から順番にメニュー全部頼むぐらいしたいところでしたが、こういうところでは節度のある行動が大事ですからね。

熟睡できる!ビジネスクラス

ビジネスクラスのシートはフルフラットになるから、ぐっすり寝れるだろうなーって思っていました。実際に熟睡できましたが、フルフラットになることより、寝具がすごかったです。

まずは、シートの上にひくマットがあります。

使うと分かりますが、あるのとないのでは全然違います。ペラペラなので効果はあまりないと思ったのですが、硬いシートの上に直接寝るより、肌触りのよい「ベッドパッド」を使った方が断然いいです。

枕もエコノミーのものより一回り大きいサイズで、クッション性もよいです。

しかし、ベッドパッドや枕より最高だったのが、掛け布団です。まさかの羽毛ぶとん( ̄∀ ̄)布団の肌触りもいいですし、軽くて温かくて気持ちが良過ぎてすぐに熟睡です。

フラットシートは166cmの私にとっては広すぎるぐらいで、質の高い寝具もそろって、もはやホテルのベッドの寝心地です。チャンギ空港でほとんど寝ずに一晩過ごしたのもあり、成田到着まで寝てしまうのを避けるため、目覚ましかけて寝ることにしました。

さすがに朝食食べて、寝て終わりでは、初めてのビジネスクラスがもったいなすぎるので・・・。

カーテンの向こう側は別世界だった

プレミアムエコノミーに座っている時に気になっていたカーテンの奥に広がる世界。実際に経験してみて分かりましたが、同じ飛行機の中でも、カーテンの向こう側には別世界が広がっていました。

シート、食事、サービス、全てがエコノミーとは別格のものでした。一度乗ると、エコノミーには戻れないかもしれませんね(^^;)

私は家族で旅行するために陸マイラーの活動をしていますが、さすがにこれを子供達に体験させるには贅沢すぎるし、もったいないかなって思います。奥さんと二人だけなら、絶対ビジネスですけど。とは言え、我が家の目的であるウォルト・ディズニー・ワールド・リゾート(WDW)へ行くにはアメリカまで12時間以上のフライトです。時差ボケや飛行機の疲れで1日潰れるなら、ビジネスでゆっくり寝ていくのも「あり」なのかもって悩みます。

こんな悩みができるのも、陸マイラーの活動をしているおかげなんですけどね。

さて、夢のようなビジネスクラスでのフライトもそろそろ終わりです。最後にSTAR WARSの飛行機の記念に「カード」と「ハガキ」を頂きました。

出発時と到着時に「R2-D2」と「C-3PO」の掛け合いがおもしろいですよ!

<参考>ビジネスクラスの詳細について

ビジネスクラスのシートや食事の説明はANAホームページに掲載されています。シート、食事については、搭乗する時期や発着場所によって異なります。詳しくはANAのホームページで確認してください。

ビジネスクラスについて確認する

食事については、路線・時期で異なるメニューを調べることが可能です。

ビジネスクラスの食事について確認する

まとめ

率直な感想ですが、18,000マイルを出してビジネスクラスにアップグレードして良かったです。あれだけのサービスを受けられるなら、18,000マイルは安いぐらいと感じました。

最後のSINタッチなので、記念の意味も込めてのアップグレードでしたが、本当にいい経験ができました。これで、私も陸マイラーとして少しレベルアップした感じでしょうか( ̄∀ ̄)

さて、今回のフライトでプレミアムポイントは50,000PPを超えて、いよいよプラチナ達成です。

(終わり)

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