【SFC修行2018-5】シンガポールへひとり旅。旅行を楽しむためにStarHub(スターハブ)のSIMカードを使いこなそう!「Happy Prepaid SIM Card」の予定が「Travel Prepaid SIM」になったけど、良しとします。
前回の続きからだと、「シンガポール観光!」となるのですが、その前に海外旅行で必需品となる、SIMカードのお話です。
今や海外旅行へ行くのにネット環境は必須ですね。レンタルWifiが簡単でいいのですが、今回はSIMカードにチャレンジします。
SFC修行1回目 シンガポールひとり旅 トピックス一覧
- 成田のANA LOUNGE潜入レポート(公開中)
- プレミアムエコノミーで味わえる特別感(公開中)
- シンガポールのホテルに宿泊(公開中)
- SIMカード利用方法(本題)
- シンガポール市内の移動手段(公開中)
- (執筆中)帰りの便が急な機材変更の結果・・・
- (執筆中)チャンギ空港ラウンジチェック
その他の修行記録についても、読んでみてください。
SINタッチ1回目の行程表
1日目
- 5:30 最寄り駅から出発
- 6:10 神宮前から「ミュースカイ」でセントレアへ
- 7:40 NH388 セントレア→ 8:50 成田着
- 17:00 NH803 成田→23:15 シンガポール着
- ホテルへ移動
2日目
- シンガポール観光
- 21:00頃 チャンギ空港
- チェックインして制限エリアへ
3日目
- 6:10 NH802 シンガポール→14:20 成田着
- 17:05 NH337 成田→18:15 セントレア着
StarHub(スターハブ)のSIMカード
最初に予備知識ですが、シンガポールでは主な通信キャリアは3つあるようです。
- Singtel
- StarHub
- M1
日本で言うところの、docomo/au/softbankのようなところです。
それぞれ各社いろいろな種類があるのですが、今回選んだのはStarHub(スターハブ)です。
事前調査でStarHubをチョイス
私が狙いを定めたSIMカードはStarHubのプリペイド型のSIMカードです。
プリペイド型というのは、必要なデータ量を毎回購入(チャージ)して使うタイプです。
シンガポールでは日本のように「キャリアと契約し毎月支払う」ような形態ではなく、プリペイド型のSIMカードを利用する方が一般的なようです。
さらにシンガポールのSIMカードには「旅行者向け」と「現地に住んでいる人向け」の2種類があります。
「旅行者向け」Travel Prepaid SIM
「旅行者向け」は最初からデータがチャージされています。ほぼ無制限(100GB)でデータが使えます。一方で、有効期限が1週間程度と短いのが特徴です。
具体的には以下の2種類があります。StarHubのホームページからの引用です。
値段の違いは、主に「有効期限」と「無料通話の時間」です。
ホームページ上ではどちらもチャンギ空港で購入できると書いてありますが、表立って売られていたのは「$32」のSIMカードでした。探せばあるのかもしれませんが、$12のSIMカードの看板が出ているところはなかったです。
「現地に住んでいる人向け」Happy Prepaid SIM Card
「現地に住んでいる人向け」のSIMカードですが、旅行者でも購入は可能です。最初に少しデータがチャージされていることもありますが、必要な時にデータを購入するタイプになります。
値段の違いは「最初に入金されているお金」です。
最初からカードにお金が入金されていて、それでデータを購入します。お金がなくなったら、クレジットカードなどで、お金を入金(TOP-UP)して、それでまたデータを購入します。
具体的なデータプランは以下の通りです。
旅行者がこのSIMカードを使うなら、3-Day /1GB /$5をまずは購入でしょうか。どの種類を選んでも最初から入金されているお金で買えちゃうわけです。
StarHubの詳細についてはホームページを確認してみてください。
Happy Prepaid SIM Card「$15」を購入する予定
いろいろと調べた結果、私が購入しようと決めたのは「 Happy Prepaid SIM Card」の「$15」です。お金を入金して、必要な量のデータをチャージするタイプのSIMカードです。
なぜ「旅行者向け」のTravel Prepaid SIMではなく、 Happy Prepaid SIM Cardを選んだかと言うと、有効期限が180日あったからです。
私の修行計画は1回目(今回)から3回目の間が2ヶ月空いています。できれば、今回購入したSIMカードを次回以降も使いたいからです。
着陸後すぐに使える準備をしておきたい・・・
飛行機が着陸した後に「この先、携帯電話など電波を発する機器をご利用していただけますが・・・」というアナウンスが流れるのですが、このアナウンス後からネット環境に接続したい。
別に、急いでつなげる必要は全くないのですが、なんとなく旅慣れた感をだしたい・・・みたいな( ̄▽ ̄)
「 Happy Prepaid SIM Card」を買っておけば、次のSINタッチの時に、到着後すぐに使えるようになるわけです。
夜中のシンガポールでSIMカード探し
「 Happy Prepaid SIM Card」を見つけるために、ホテル移動後に深夜徘徊してました(^^;)
Happy Prepaid SIM Cardが購入できる場所
StarHubのホームページの情報では、以下の3箇所で購入できると書かれています。
- StarHubショップ
- StarHub正規販売店
- セブンイレブン
チャンギ空港でも購入できる!?
ブログ書いている時に調べていて知ったのですが、どうやら「 Happy Prepaid SIM Card」はチャンギ空港で購入できたようです。
ANA便は「ターミナル2」に到着するのですが、「ターミナル3」にStarHubショップがあるようです。
ただ、お店が夜10:30までしかやっていないようなので、どっちにしても購入はできなかったですね。
セブンイレブンで購入する
最初から「セブンイレブン」で買うつもりで行きました。コンビニですから、どこにでもあると思い、チャンギ空港ではSIMカード探しはせずに、ホテルへの移動を優先しました。
「$8」ではなく「$15」を選んだ理由は、セブンイレブンで購入できるのが「$15」からだったためです。
ホテル前のセブンイレブンへ・・・
私が宿泊した「Hotel Clover 769 Northbridge Road」の通りを挟んだ向かい側にセブンイレブンがありました。チェックインを済ませて、部屋に荷物を置いて、早速買いに行きました。
店員さんに画像を見せて「これをください」とお願いしたのですが、「ない」という答え( ゚д゚)
想定外・・・。
深夜徘徊してSIMカード探し
無いものは無いので、しょうがないです。別のお店に探しに行きます。
チャンギ空港からホテルまでタクシーで移動したのですが、ホテル周辺にセブンイレブンは他にも数店舗あるのを確認していました。
2〜3ブロックの範囲を歩きまわり、何店か聞いたのですが、目的のSIMカードはどこにも無い!
深夜1時も回っていますし、SIMカードなしで観光に出るのも嫌なので、作戦変更です。
「Travel Prepaid SIM」に変更
コンビニのお兄さんに、「SIMカードください」と伝えると、「旅行は何日?」みたいに聞かれました。
とりあえず「3日」と答えて、出てきたのがStarHubの旅行者向けの「Travel Prepaid SIM」でした。
コンビニのお兄さん「100GBも使えるぜ、こんなのゼッテー使いきれないぜ!」みたいな事を言っていました。
お値段$12=約1000円です。安い!!
SIMカードを買うときは、パスポートを提示する必要がありますので、お忘れなく。
支払いが済んだ後、何かしらの登録をしているので、1〜2分待たされます。
帰国前に「Happy Prepaid SIM Card」を購入
帰国前によったセブンイレブンで確認したところ、「Happy Prepaid SIM Card」があり購入することができました。
2回目以降のSINタッチ修行に利用します。
セブンイレブンに売っているとホームページにも書いてありますが、店舗により在庫状況は異なるということなんでしょう。
ちなみにですが、「3つまでSIM購入可能」という決まりがあるそうです。SIM購入時にパスポートを見せますし、管理されているということですね。
予定外の「Travel Prepaid SIM」を購入することになり、少しだけ余分にお金を使うことになりましたが、これもいい経験です。SIMカードは購入できましたので、良しとしましょう。
SIMカードの設定(iPhoneの例)
私が購入した旅行者向けのSIMカードですが、結論から言えば「ほぼ挿すだけで」使えました。
とは言え、少しの準備は必要なので、分かる範囲で書いておきます。
なお、ここでの解説は、私が使っている「auのiPhone8」で進めます。
事前準備「SIMロック解除」と「アプリダウンロード」
まず、日本でふたつの準備をしておきます。
- SIMロックを解除する
- StarHubのアプリをダウンロードしておく
SIMロック解除
SIMフリーのiPhoneでない場合は、SIMロックの解除をしておきましょう。
auの場合は思った以上に簡単でした。身分証明書(免許証等)とiPhoneをもって、auショップに行けば、5分ぐらいで終わります。手数料も後で通信量と合わせて請求なので、お金もいらなかったです。
何かあるといけないので、バックアップをとっておくといいでしょうってホームページに書いてあった気がします。
StarHubアプリダウンロード
App Storeで「StarHub」で検索すれば出てきます。
もちろん無料です。
日本にいるときは、ダウンロードするだけで、特に設定する必要はありません。
SIMカードをいれる
SIMカードの入れ方については、Appleのホームページを参考してみてください。
手順は以下の通り
- iPhoneの電源をOFFにする
- PINをさしてSIMトレイを引き出す
- 入っているSIMカードを出す
- 新しいSIMカードを入れる
- SIMトレイを差し込み電源を入れる
SIMカードの差し込む向きを間違えないように、取り出す時に元入っているSIMカードの向きを覚えておきましょう。
PINとSIMケース保存ケースつき
このTravel SIMの良いところを一つ紹介します。
なんと、iPhoneのSIMカードを出し入れするためのPINが入っています。しかも、外したSIMカード(私の場合は、日本で使っていたSIMカード)を入れるケースまでついています。
旅行者向けのSIMカードだけあって、心遣いがありがたいです。なお、私がもともと狙っていた「Happy Prepaid SIM」には、この「PIN+保管ケース」のセットは付いていませんでした。
良くみると、SIMカードが梱包されていた紙に、PINがついていることは書かれていました。
参考までにですが、PINが無くても爪楊枝で開けることはできましたので、心配しなくても大丈夫です。
SIMカードのサイズ
SIMカードには3種類のサイズがあり、このSIMカードは全てに対応できるようになっています。
そのため、自分のSIMカードのサイズがどれかを確認してから、取外すようにしてください。
iPhoneは一番小さいサイズになります。画面の図はすでに取り外した状態のものになります。
アクティベート(有効化)する
SIMカードを入て、アクティベート(有効化)の作業をすれば、通信可能になります。
アクティベートはAPPでやれる
日本でダウンロード済みのStarHubのアプリを起動してください。
「Mobile Number」と書かれているところに、購入したSIMカードの番号を入力して「LOGIN」のボタンを押します。
「Mobile Number」はSIMカードの入っていた袋の裏面に書かれています。
水色の部分に「8桁」の数字が書かれていますので、そちらをアプリに入力してください。
入力してLOGINボタンを押すと、「6桁の数字」入力の画面に代わります。
「6桁の数字」はStarHubからショートメッセージが送られてきます。
これでアクティベートは完了で、使えるようになるはずです。ホテルのWifiなどにつないでいたら、一度解除し「4G」マークが出て、ネットにつなげるようになっていれば完了です。
データ量の確認
アプリからデータ量の確認をすることができます。
参考画像はSFC修行から帰ってきた翌日の状態です。
LOCAL DATAの部分を展開すると、残りのデータ量と有効期限が分かるようになっています。
まだ「99.44GB」使えるよって書かれています。
トラブルシューティング
翌日、観光しているときに、「急にネットにつながらなくなる」という症状が何度か発生しました。
原因は結局よく分からなかったのですが、いろいろと試して解決した方法があるので、記載しておきます。
設定→キャリアを選択すると以下の画面になります。
「自動」をオンにしておけば、勝手にStarHubに接続されるのですが、これを「自動」ではなく「StarHub」を選択する方法だと、「急にネットにつながらなくなる」という症状は発生しなくなりました。
<おまけ>日本に帰ってからも使えます。
今回購入した「Travel Prepaid SIM」は少し設定をすれば、そのままSIMカードを挿入したまま日本に帰ってもネット接続ができます。
上の写真は今回購入したSIMカードのパッケージです。左側の真ん中に「1GB data for use in:」と書かれていて、下にいろいろ国名が書かれています。
これは「国際ローミング」というやつで、日本も対象になっています。やってみたら、docomoの回線を使ってました。
設定は簡単です。Star Hubのアプリから、プロファイルをインストールするだけです。
下にあるメニューから「ROAMING」を選びます。「APN Settings」のInstallボタンを押せば、必要なファイルをインストールしてくれます。これで利用できるようになりました。
せっかく1GBも使えるわけなので、使わないともったいないですが、普段使っている電話番号が使えないというデメリットがあります。
まとめ
普通に旅行でSIMカードを使うなら、今回購入した「旅行者向け」の「Travel Prepaid SIM」が使い勝手は良いです。仮に1週間の旅行だったとしても、100GBなんてまず使いきれないです。他にも無料通話も付いていますし、旅行者には非常に優しい仕様になっています。
私が「Happy Prepaid SIM Card」をチョイスしたのは、2回目、3回目のSIMタッチでそのまま使うためです。せっかくなので、いろいろ試してみたいという趣味の世界ですね。
SIMカードも無事購入し、いよいよ次はシンガポール観光です。
(終わり)
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