【SFC修行2018-6】シンガポールへひとり旅。iPhoneのマップアプリとシンガポール・ツーリスト・パスがあればどこへでも行ける!電車もバスも乗り放題で気ままな旅が実現できる。
SFC修行第1回となる今回は、せっかくなのでシンガポール観光を兼ねています。いよいよ「シンガポール観光スタート!」と言いたいところですが、今回はシンガポール観光するうえで「マストバイ」なシンガポール・ツーリスト・パスについて取り上げます。
SFC修行1回目 シンガポールひとり旅 トピックス一覧
- 成田のANA LOUNGE潜入レポート(公開中)
- プレミアムエコノミーで味わえる特別感(公開中)
- シンガポールのホテルに宿泊(公開中)
- SIMカード利用方法(公開中)
- シンガポール市内の移動手段(本題)
- (執筆中)帰りの便が急な機材変更の結果・・・
- (執筆中)チャンギ空港ラウンジチェック
その他の修行記録についても、読んでみてください。
SINタッチ1回目の行程表
1日目
- 5:30 最寄り駅から出発
- 6:10 神宮前から「ミュースカイ」でセントレアへ
- 7:40 NH388 セントレア→ 8:50 成田着
- 17:00 NH803 成田→23:15 シンガポール着
- ホテルへ移動
2日目
- シンガポール観光
- 21:00頃 チャンギ空港
- チェックインして制限エリアへ
3日目
- 6:10 NH802 シンガポール→14:20 成田着
- 17:05 NH337 成田→18:15 セントレア着
目次
観光にはシンガポール・ツーリスト・パス
チャンギ空港からホテルまでは深夜ということもあり、タクシーを使いました。日本に比べれば非常に安いシンガポールのタクシーですが、毎回の移動に使うほど私はセレブではありません。
観光中の移動手段には公共交通機関を利用します。
SINGAPORE TOURIST PASSとは
シンガポールには観光客を対象にした、便利でお得なチケットが用意されています。それが、SINGAPORE TOURIST PASS(シンガポール・ツーリスト・パス)です。
どのようなものか、SINGAPORE TOURIST PASSのホームページから引用します。
Singapore Tourist Pass は観光客対象に特別に発行される EZ-link カードで、有効期限内であればシンガポール内の普通路線バスや MRT/LRT の各電車が無制限にご利用いただけます。各地に広がる交通機関を利用して、島の様々なスポットをくまなく観光してください。交通費の無駄を省けるお得な Singapore Tourist Pass は、ご購入の際にご利用期間をご自身で選ぶことが可能です。乗り放題を楽しんだ後のカードは、シンガポールを発つ際に払い戻しが可能です!
※日本語のページもありますので、詳細はホームページを確認してください。
要点は以下の通りです。
- 普通路線バス、電車(MRT/LRT)が乗り放題
- 利用期間が選べる
- 払い戻しが可能
シンガポール・ツーリスト・パスの対象となるバスと電車
簡単に言えば、シンガポール・ツーリスト・パスがあれば、「公共交通機関」が乗り放題と言うことです。
ここでは「公共交通機関」であるバスと電車について、説明をします。このブログを書いている時に見つけたホームページを参考しています。興味がある方は確認してみてください。シンガポールの交通機関について書かれています。
バス編
あえて「普通路線バス」と書いています。英語では「Basic Bus Services」と書かれています。「シャトルバス」であったり、「夜行バス」が他にもあるために、「普通路線バス」と言う表現が使われています。
シンガポールのバス路線について、参考ページから引用します。
Basic Bus Servicesはシンガポールで提供されているバスサービスの主要な形態であり、広大なネットワークのバス路線を毎日運行しています。 シンガポールには300以上の幹線路があり、バスサービス拡張プログラム(BSEP)に基づいて計画中です。
現在、Basic Bus Servicesは、SBS Transit, SMRT Buses, Tower Transit, Go-Ahead Singaporeによって提供されています。 通常、翌日の午前5時から午前1時の間に運行され、選択されたルートは祝日の夜間に営業時間が延長されます。
実際にシンガポールでバスに乗ってきた経験から、上記の中で押さえておいた方がいいポイントはふたつ。
- 300以上の幹線路がある
- 4社で構成されている
300以上の路線があると書かれているように、実際にシンガポールではバスがたくさん走っていました。公共交通機関として、バスが充実しているということだと思います。
300以上も路線があったら、どれに乗っていいか分からないってことになりそうですが、大丈夫です。詳細は後で説明しますが「iPhoneのMapアプリ」や「Google Map」で検索すれば、どの路線に乗ればいいか案内してくれます。
路線にはそれぞれ番号が振られています。バス停で待っていると何台もバスが来ますが、目的の番号が書かれているバスに乗ればよいです。バスの番号は正面もしくは、歩道側の側面に表示されています。
こちらは「101」の路線のバスです。
一例として、バスの写真をあげましたが、シンガポールの公共バスは4社が提供しているため、バスのデザインもいくつかあります。様々なデザインのバスが走行していますが、とにかく「路線番号」を手掛かりに乗るバスを見つけてください。
バスの乗り方
- 乗るときは前のドアから、降りるときは中央のドアから
- 乗ったらツーリスト・パスを機械にかざす
- 目的のバス停の時に降車ボタンを押す
- 降りる時にツーリスト・パスを機械にかざす
私の地元の公共バスが同じ乗り方だったので、特に気にせず普通にいつもの感覚で乗り降りしましたが、シンガポールのバスは前方ドアから乗って中央ドアから降ります。
ツーリスト・パスを読み取らせる機械は、乗ればすぐに分かります。他の人の乗り降りを見つつ、参考にしてください。
シンガポールでバスに乗る時の注意点
シンガポールのバスに乗った時に困ったことが、次のバス停がどこか非常に分かりにくかったことです。
まず、「次は○○です。お降りの際はボタンでお知らせください」なんて車内放送は流れません。
次のバス停はバス前方の電光掲示板に表示されます。っが、これが非常に小さくて分かりにくい。画面の更新や、入りきらない文字のスクロールスピードも遅くて、状況を把握するまでに時間がかかる。
バス停の間隔もまちまちではありますが、非常に短いところもあるため、早くボタンを押さないといけないと焦る(-。-;
実際、私は一度降りる場所を間違えました・・・。
乗る前にバス停にある目的のバスの路線図で、何個目のバス停で降りるかを確認しておくことをおすすめします。
電車編
こちらはバスとは違い、ひとつにまとまった「路線図」があります。
路線数も多くありませんので、「バスよりは乗りやすい」と言えると思います。
一つだけ予備知識としてMRT/LRTという言葉だけ説明しておきます。別に知っていなくても、シンガポールで電車に乗る分には影響なかったです。(経験談)
参考ページからの引用です。
シンガポールの都市鉄道網は、それぞれ5つの地下鉄線と3つのライトレール線で構成され、それぞれMRT(Mass Rapid Transit)とLRT(Light Rail Transit)と呼ばれています。 MRT線は色分けされ、LRT線は灰色で示される。
MRTとLRTと言うのは、電車の形式の違いのようです。詳しく説明しようとしても、電車の技術的な内容になってしまうので、ここでは割愛します。
電車の乗り方
バスに比べると、電車は特に困ることはありませんでした。
シンガポール・ツーリスト・パスがあれば、改札を通る時にかざすだけです。出るときも同じです。
日本と同じ感覚で乗れますので、特に解説はいらないかと思います。
シンガポール・ツーリスト・パスを購入する
シンガポール・ツーリスト・パスを実際に購入するための情報です。
価格について
まずは、シンガポール・ツーリスト・パスの価格についてです。
利用期間は1〜3日まで選ぶことができます。当然ですが、長い期間ほど、お得度は高くなります。
シンガポール・ツーリスト・パスはデポジット(保証金)が必要になるので、購入時にデポジット込みの値段を支払います。帰国前には忘れずに、払い戻しをしてください。
私が購入したのは1日券なので、$10=約820円でバス・電車が乗り放題です。激安すぎですね(^^;)
購入場所について
購入場所については、SINGAPORE TOURIST PASSのホームページに詳しく書かれています。
注意するポイントは以下の2点です。
- どこでも購入できるわけではない
- 購入できる時間が決まっている
チャンギ空港でも購入できますが、営業時間が「朝の8時から、夜の9時まで」です。日本発着の便を考えると、使い勝手の悪そうな営業時間です。
払い戻しの場所について
シンガポール・ツーリスト・パスは使い終わったら、デポジット(保証金)を返却してもらいましょう。
購入場所より、払い戻しができる窓口は多いようです。
お手持ちの Pass はTransitLink の各チケット・オフィスで払い戻すことができます。
具体的な場所については、TransitLinkのホームページを参照ください。
<参考>チャンギ空港の払い戻し場所
電車でチャンギ空港に戻った場合の払い戻し場所についてです。
電車を降りたらANA便であれば、ターミナル2へ行きます。
「Ticket office」の案内に沿って進みます。
「TOURIST PASS」の絵が大きく書かれている店構えなので、すぐに分かります。
iPhoneとツーリスト・パスは相性抜群
シンガポール・ツーリスト・パスとiPhoneに標準ではいっている「マップアプリ」の組み合わせれば、迷子知らずで目的地に到着することができます。「Google MAP」でもOKです。
iPhoneのマップアプリの注意点
シンガポール・ツーリスト・パスとiPhoneの「マップアプリ」を組み合わせるうえで、一つだけ注意点です。
移動手段は「交通機関」を選択しておいてください。これにより、バス・電車が優先的に検索されるようになります。
バスは路線番号をチェック
「マーライオン公園」から今回宿泊した「Hotel Clover 769 Northbridge Road」への移動をiPhoneの「マップアプリ」で検索した結果です。
シンガポールでは300以上のバス路線があるのですが、路線は番号で示されています。今回の場合は、100番のバスに乗ればいいと書かれています。この番号さえ分かれば、シンガポールのバスは攻略できます(^^)
上でも解説しましたが、シンガポールのバスでは次のバス停のアナウンスはありません。正面の掲示板に表示されるだけです。降りるバス停と、何個先かを事前に把握しておきましょう。
電車は路線名をチェック
「Hotel Clover 769 Northbridge Road」から「チャンギ空港」への移動をiPhoneの「マップアプリ」で検索した結果です。
電車の場合は路線名を抑えておけば、よっぽど大丈夫です。今回の場合は、EW=East West Lineで途中でCGに乗り換えます。CGは同じEW路線のTanah Merah(タナメラ)~Changi Airport(チャンギエアポート)間3駅6.5kmを結ぶ路線です。
マップアプリの検索画面で細かく駅の番号まで表示してくれていますので、安心ですね。
充電には注意しましょう
バス路線の例に挙げた画面でうっすら分かると思いますが、充電が3%・・・帰り間際でiPhoneの電池が切れました(^^;)
電車の例に挙げた画像は、「iPhone」が充電切れを起こしたのでホテルのWifiで「iPad」をつないで検索した結果です。iPadはiPhoneからデザリングしていたので、iPhoneが充電切れを起こすとiPadも外にでると役立たずになります。ちなみに、私のiPadはセルラーモデルではありません。
シンガポールで観光する場合は、iPhoneもしくはスマホのマップアプリが大活躍することになるので、モバイルバッテリーは持っておいた方がいいかもしれません。
ネットがつながらなくなると、なんだかすごく心細くなります。。。
まとめ
公共交通機関が充実していて、かつ観光客向けにシンガポール・ツーリスト・パスのようなものが整っているところを見ても、シンガポールが世界の中で旅行者が多く訪れる都市であることがうなずけます。
ツーリスト・パスのおかげで、気ままにいろいろと回ることができました。1000円以下で乗り放題って、安すぎですよ。
次回はようやく実際の旅行記です。たいした内容ではありませんが。
(終わり)
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